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【元証券マン監修】貯金(預金)のメリットとデメリットを分かりやすく解説

【元証券マン監修】貯金(預金)のメリットとデメリットを分かりやすく解説 投資を始める前に

最近は「貯蓄から投資へ」といって、
投資ばかり注目されている現状ですが、

初男さん
初男さん

貯金はダメなの??

という疑問を持つ方もいらっしゃいますよね。

今回は元証券マンの目線で、
貯金のメリット・デメリットを分かりやすくまとめました。

1.貯金(預金)のメリット

貯金のメリット

貯金のメリットは大きく3つあります。

  1. 安心感がある
  2. 社会的に評価される
  3. 無駄使いするよりはいい

1.1.安心感がある

貯金の最大のメリットは安心感です。

昨今、新型コロナが流行ったりウクライナ侵攻が続いていたり、
世界を揺るがすようなことが次々に起こっています。

また、国内でも政治家を襲撃する事件や、
給料は上がらないのに慢性的にインフレが進んでいるなど

しみしゅん
しみしゅん

心配になるようなニュースが多いですよね。

さらには少子化が進んでいることから、
自分が貰うときに年金制度は継続しているのか?と不安な方もいると思います。

こういった心配や不安は、
銀行に預金があることである程度払拭することができます。

1.2.社会的に評価される

これも大きな理由ですね。
日本では、貯金の残高が多い人の方が社会的に評価されやすいです。

もちろんこの世はお金が全てではないですが、
その人が頑張ってきたことを証明する1つとして「貯金の残高」は有効です。

これは自分で自慢することはなくても銀行から把握できますので、
個室で優遇されたり特別な待遇を受けたりすることもできます。

またYouTuberやTikTokerなど、
昔は一般的ではなかったような職業が評価され人口が増えてきた要因にも、

収入が高く「お金を持っている=貯金がある」ことで、
社会的に評価されることになったというのがかなり影響しています。

こうして社会的に評価されると優越感にもつながるので、
それが「貯金」というものの醍醐味の一つでもあります。

しみしゅん
しみしゅん

人間誰でも多少の承認欲求は持つものですよね。

1.3.無駄使いするよりはいい

貯金>>>>>無駄遣い

これは当然のことですがとても大事です。

貯金が好きな方は、

  • 銀行の残高が増えていくこと
  • 貯金箱が貯まっていくこと

こういったこと自体に楽しみを感じる方が多いので、
一般的な人より無駄遣いが少ない傾向にあります。

無駄にお金を使うよりは貯金する方が、
手元に残るお金が増えるのでメリットと呼べます。

2.貯金のデメリット

貯金のデメリット

貯金のデメリットは大きく2つあります。

  1. お金が減っていく
  2. 投資にお金を回せない

2.1.お金が減っていく

大きなデメリットの一つが、

貯金ではお金が減っていく

定期預金の金利は2025年1/10現在メガバンクで0.125%程度。

「8%くらいついていた時代」が見る影もないほど下がり、
どんなにお金を預けていても一向に増えない状態が続いています。

どや男さん
どや男さん

増えないけど減ることも無いんじゃないの??

そう思ってしまう方もいらっしゃいますが、
実際は増えないだけでなく減ることになってしまいます。

根拠としては以下の2つです。

①インフレでお金の価値は下がっている

インフレとは物の値段が上がることです。
最近は、いろんな物の値段が上がってて実感している方も多いと思います。

例を挙げると、30年前と比べて、

  • 小麦粉:約1.75倍
  • カフェのコーヒー:約2倍

他にも様々な物が値上がりしてきました。

物の値段が2倍になるということは、お金の価値は半分になっているということです。

インフレに対応するには同様にお金も増やす必要がありますが、
貯金や預金ではお金を増やすことが不可能です。

どや男さん
どや男さん

30年後なんて知ったことじゃない。

30年という年月が長すぎて関係ないと思われる方もいるかもしれません。

しかし、
今貯金しているお金はいつ使うでしょうか?

家・車などの大きな買い物を除けば、収入のなくなる老後です。

年金だけでは不安だからお金を貯めている。
しかし、そのお金は増えないのに生活にかかるお金だけ増える。

これがインフレでお金が減っていく仕組みです。


老後2,000万円問題とよく言われますが、
30年後には3,000万円以上必要になっている可能性も充分にあるのです。

②今後預金していると手数料を取られる可能性がある

もう1つは、

預金していると金利を受け取るどころか払わなければならない可能性がある
ということです。


日本が超低金利になってから何度も出ている話で、

実際、ヨーロッパの一部の国では
預金をしていると銀行に手数料を取られるところがあります。

日本もヨーロッパ同様「超低金利」なので、
手数料を取られる時代はすぐそこまで来ている可能性があります。

またそもそも、送金や時間外取引の手数料は、
金利何年分?!というくらい取られますよね。

そういう物を利用している方は、
既に貯金していてお金が減ってしまっているかもしれません。

2.2.投資にお金を回せない

もう一つのデメリットが、

貯金した分だけ投資に回すお金がなくなる

増やせるはずの機会を失うので「機会損失」とも呼びます。

投資といっても、
金融商品への投資だけでなく自分への投資も含みます。

①金融商品への投資

金融商品への投資は、貯金よりもお金を増やす手段です。

短期ではリスクが高くなりますが
30年もかけて運用すれば、損する可能性を限りなく0に近づけることが可能です。

しみしゅん
しみしゅん

私は20年・30年運用して損をしている人は
1人も見たことがありません。

  • 新NISA
  • iDeCo

こういった国の制度を上手く利用しながら、
お金を増やしていくのはとても良い選択肢です。

②自分への投資

職場での昇進や転職・起業などキャリアアップしていく際に、
自分への投資は当然大事です。

例えば、

  • TOEICで高得点を取る
  • 簿記を取る
  • 起業セミナーを受ける

こういった自分への投資にはお金がかかりますが、
人生において必要なことですよね。

  • 金融商品への投資
  • 自分への投資

どちらにせよ「投資」というのはとても大切なことであるにも関わらず、

貯金を優先してしまうせいで、
その分のお金を「投資」に回せないのはデメリットになります。

3.まとめ

まとめ

貯金のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。

メリット

  • 安心感がある
  • 社会的に評価される
  • 無駄使いするよりはいい

デメリット

  • お金が実質減っていく
  • 投資にお金が回せない(機会損失)

結論、貯金や預金にはメリットもデメリットもありますが、

メリットは主に気持ちの問題だが、デメリットは実害を受ける

そして、そのデメリットは投資にお金を回すことで解消できます。

だから、貯金だけでなく投資も絶対にすべきなのです。

どや男さん
どや男さん

投資はリスクがあるというデメリットがあるし、
貯金には1,000万円までの保証があるでしょ?


リスクはもちろんありますが、
貯金や預金じゃインフレで確実にお金の価値が減るわけですから、
リスクは取ってでも運用してお金を増やすべきです。

そもそも30年もかけてコツコツ運用すれば、
損をする方が難しいというレベルで増える可能性を高めることができます。


また、確かに預金には「預金保険制度」というもので
銀行1行につき1,000万円までの保証はついています。

しかし、投資にも「国債」という商品があり、
こちらは金額関係なく保証されます。

期間や定期預金を組む銀行の違いもありますが、
安全性を加味すると、預金にうまみはほとんどありません。


これらの内容から、
貯金だけでなく投資も始めることが絶対不可欠です!

全く投資したことないという方はこちらの記事から読んでください。
【元証券マン監修】投資初心者は何から始めるべき?投資の最初の3ステップ

また他にも記事を書いているので、お時間あれば読んでください。



コメント

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