そろそろ投資を始めたいけど、
何から始めたらいいんだろう?
証券口座は作ったけど、
ほったらかしになっている。。
このように、
投資をまだ始めることができていない方
たくさんいらっしゃると思います。
そんな方へ向けて元証券マンの目線から
投資は何から始めれば良いのかお伝えします。
ステップはたった3つ
①証券口座を開設(NISA口座も)
②投資を始める目的を確認する
③新NISAのつみたて枠で米国株に投資
【投資は何から】3ステップですぐにでも投資を始めましょう!
【投資は何から】ステップ1:証券口座を開設
まずは証券口座を作るところからです。
忘れたらいけないのが同時に「NISA口座」も開くこと。
既に証券口座を持っている方はステップ1は飛ばしてください。
銀行で作ったらダメなの?
ダメまではないですが、
証券会社の方が絶対に良いです。
なぜなら、銀行で投資を進めようとすると
今後の選択肢を狭めることになるから。
銀行では株や債券という証券会社特有の商品は扱えず、投資信託のみ。
しかもその種類も少ないです。
銀行で投資を始めるメリットはないので、
証券会社で口座を作りましょう!!
「どうやって選んだら良いか分からない」
という方は以下の記事を参考にしてください。
⇒証券会社はどこがおすすめ?対面証券VSネット証券5本勝負
【投資は何から】ステップ2:投資を始める目的を確認する
次は投資を始める目的を確認しましょう。
大事なのは「なぜ」「いつまで」です。
投資初心者は、
基本的には以下が投資する目的になります。
〇「なぜ」投資をするのか?
⇒「お金を増やしたいから」
〇「いつまで」に増やしたいのか
⇒将来や老後に備えて「10年・20年以上先の将来(退職後等)」
その将来に向けて今から投資することを「長期投資」と言います。
「10年・20年後にお金が増えている状態」を作るために今から投資をする。
これをしっかり認識していないと、
先日の相場の荒れやコロナショックの時などに
急いで売ってしまうという間違いを犯してしまうことになります。
ただし、もちろん例外はあります。
〇なぜ
・会社を応援したい
・節税をしたい
〇いつまで
・リスクを取ってでも短期で利益を出したい
・老後だからのんびり株式投資したい
などなど。
こういう方もいらっしゃると思います。
そんな方は通常のステップ3に進まず、
ご自身の目的に合わせて投資するようにしてください。
【投資は何から】ステップ3:新NISAのつみたて枠で米国株に投資
①証券口座(とNISA口座)を開き、
②10年・20年後にお金が増えている状態を作るという目的を確認した後、
初心者最後のステップは、新NISAのつみたて枠で米国株に投資です!
「新NISA」はほとんどの方が聞いたことはあると思います。
今年始まった制度で、下の図が概要になります。
新NISAは大事なポイントが3つあります。
①利益が非課税
②つみたて投資枠と成長投資枠の2種類がある
③S&P500やオールカントリー等の米国株投資信託がオススメ
新NISA①利益が非課税
一番大切なことは利益が「非課税」だということです。
新NISAの最大のメリットで、新NISAを使うべき一番の理由です。
元々証券投資には国が決めたルールで、
投資で儲けたお金には一律20.315%の税金がかけられる
というものがあります。
このルールのせいで、
仮に100万円買った株が200万円になっても、
税金で20万円超、国に持っていかれてしまいます。
しかし、
この20万円を自分のものにできるのが新NISAです。
この「非課税」だけでも相当な価値があります。
新NISA②つみたて投資枠と成長投資枠の2種類がある
次に大事なのは
枠が2つに分かれているということ。
つみたて投資枠と成長投資枠です。
つみたて投資枠
毎月最大10万円を投資できる。
金融庁のお墨付きのある投資信託に限定して投資できる
成長投資枠
年間最大240万円を投資できる。
買った金額が1200万円になるまでは枠を利用できる。
株や投資信託など幅広く投資できる。
それぞれ特徴があり、組み合わせは自由です。
しかし、
投資初心者はつみたて投資枠のみ使いましょう。
なぜなら、
つみたてという投資方法が投資初心者でも一番勝率が高い方法だからです。
成長投資枠は投資するタイミングが大事です。
複利効果があるから今すぐが良いという記事をたまに見かけますが、
実際はそうとは言い切れなくて、
ベストなタイミングは「○○ショック」と呼ばれる大幅な下落相場です。
10数年に程度に1度は○○ショックという大幅な株式の下落があります。
例えばリーマンショックやコロナショックです。
結局は元に戻る一時的な下げなので、
一括で買うというのであればこのときに買うのが1番いい方法になります。
しかし、
いつ来るかも分からない上、その下がっている途中に買うのも度胸が必要で
投資初心者には向いていません。
つみたて投資であれば下がった時期はむしろたくさんつみたてられますし、
毎月無理なく投資に回せるので、
活用するのは「つみたて投資枠」のみをオススメします。
毎月何円つみたてたら良いの?
最初は1万円くらいから始めたいかも。。
つみたてを最初は小さな金額で始めたい気持ちはすごく分かります。
投資初心者だと怖いですよね。
しかし、
10万円、もしくは月に捻出できる最大
つみたて投資することを強くオススメします。
後で儲かった後に、
もっと金額を大きくしておけば良かったというお客様がとても多いからです。
15年かけて毎月10万円積み立てることで、値上がりも踏まえると
2000万円近くのお金を貯めることができます。
老後2000万円問題というのがありましたが、
つみたてを限界までやることができればそれだけで解決できるのです。
新NISA③米国投資信託がオススメ
S&P500かオールカントリーにぜひ投資しましょう。
これらはそういう名前の投資信託のことです。
個人的にはS&P500の方をオススメしますが
どちらもある証券会社であれば、5万円ずつ投資するのも手です。
ちゃんと調べてみると上位の組み入れ銘柄はどちらも大差なく、
グーグルやアマゾン、マイクロソフトといった
米国の超優良企業を中心に投資することになります。
投資初心者が始めて投資する時に、
安心感、リターンともに満たす優良な投資先です。
世間的に人気を集めているのもちゃんとした理由があるわけです。
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まとめ
【投資は何から】始めれば良いのかという内容でした。
以下の3ステップで晴れて投資家デビューです。
①証券口座を開設(NISA口座も)
②投資を始める目的を確認する
③新NISAのつみたて枠で米国株に投資
今後は
同時に節約を進めたり
⇒元証券マンFPが教える「お金の節約」の正しいやり方
他の投資法を始めたり
⇒今こそ金で「貯金」しよう!ゴールド投資法3選
こういったことをやってさらにお金を増やしてください。
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