【貧乏は投資しちゃダメ?!】投資に必要な最低金額はどれくらいなのか解説

という方もいると思います。

結論、
投資を始めるのにお金持ちか貧乏かは関係ありません。

投資は自分の持っているお金を最大限活かす方法なので、
どなたも始める価値があるものです。

しかし、
実際はある程度まとまったお金がないとできない(意味が無い)のも事実です。

そこで、この記事では
投資にどれくらいお金が必要なのか解説します！

投資に必要な最低金額はどれくらいなのか？

投資に必要な金額は「何の商品を買うか」で変わりますので、

実際に投資初心者に人気な投資商品である

• 新NISAつみたて投資枠
• 配当株
• 国債・社債

についてそれぞれ見ていきましょう。

新NISAつみたて投資枠

まずは
ほとんどの人が最初に取り組む「新NISA」のつみたて投資枠から。

以下に新NISAの枠組みを載せていますが、
この左側の部分です。

制度上は

• 最高金額：月10万円
• 最低金額：月100円(ネット証券)

です。
100円という小さな金額からできる制度になっています。

しかし、流石に100円はオススメできません。

仮に100円を毎月つみたてたとしても

• 1年で1,200円
• 10年で12,000円
• 20年で24,000円

利回り5％で投資できたとしても20年で40,000円。。。

20年間頑張ってつみたてした見返りがそれっぽっちだと寂しいですよね。

正直、大きな金額であればあるほどいいです。

NISAは老後に不足すると言われている2,000万円以上を埋め合わせるための制度です。
同様に利回り5％(1年で5％増える)と計算した場合

• 毎月1万円つみたてできれば⇒20年後411万円
• 毎月10万円つみたてできれば⇒20年後4,110万円

投資を始めたばかりの時は10万円は厳しいと思うので、
1万円から始めて徐々に増やしていくと良いです。

配当株

配当株とは日本株式の中でも
配当がたくさん貰える会社のことです。

配当株と言われるための目安は約4％以上ですが、
明確に何％と決まっているわけではないです。

そんな配当株に何円必要かというと、

株というものが基本的に100株からしか買えないので、
株価に100かけた金額が最低投資金額となります。

例えば、
人気配当株３種類の11月8日時点の金額で計算すると

• JT：4200円×100株＝42万円
• ソフトバンク：192.1円×100株＝1万9210円
• 三菱UFJ:1768.5円×100株＝17万6850円

買う株でかなり変わりますが、

ただし、一部の証券会社では
単元未満株という株の買い方ができます。

ここまで100株を前提で話していましたが、
制限はありますが1株で買えるということです。

これであれば数百円から配当株を買うことができます。

しかし、この買い方はオススメしません。

この理由はNISAで説明したのと同じく、
あまり小さい金額でやっても効果が薄いからです。

自分の出せる金額(1万円～)の範囲内で
株価の安定している配当株を選ぶのがよいです。

国債・社債

国債や社債といった
定期的に金利を貰える商品である債券も人気ですね。

詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
⇒「金利の高い定期預金」を探している方へ！債券という選択肢

国債・社債の最低金額は

• 国債：1万円
• 社債：基本は100万円(10万以下で買えるものもある）

と思う人もいるかもしれませんが、

買えるだけです。
1万円で買っても何の意味もありません

仮に今10年国債(10年持つ縛りのある国債)を1万円買っても、
1年で50円ちょっとの金利しか貰えません

だから最低必要金額は

特に国債は1,000万円以上買える人でないと効果が薄いです。

国債や社債はリスクが低い分リターンが少ないので、
必要な金額はつみたてや配当株に比べて増えます。

結論

• 新NISAつみたて投資枠⇒月1万円～10万円
• 配当株⇒1万円～500万円程度
• 国債・社債⇒100万円～1,000万円

これらを見ていただいて分かるように、
投資には最低でも数万円から数十万円は必要です。

投資は余剰資金でじっくり行うものなので、
投資資金がないという方は節約でお金を捻出するところから始めてください。
⇒元証券マンFPが教える「お金の節約」の正しいやり方

まとめ

投資に必要な最低金額はどれくらいなのか
について書きました。

投資はお金持ちだけのものではないけれど、
最低限必要なお金は決まっています！

他にも記事を書いてますので、ぜひ読んでみてください。