金と書くと「かね」と読むことが多いですが
今回は「きん=ゴールド」についての記事を書きます。
金というと金メダルとか鹿苑寺金閣、金の延べ棒などが思い浮かびますが、身近に感じたことがある人は少ないのでは無いでしょうか?
金は「金持ちが持つ物」だとか、「特別な人しか手に入らない」から
自分とは無関係と思っている方が多いと思います。
・・・全くそんなことはありません。
装飾品や記念品としてはもちろん、
近年投資としての注目度もかなり上がってきているのがこの「金」なのです。
そんな金の投資方法を3つまとめてみました。
この記事を読んで「お金の増やし方」を一つ習得していただければと思います。
なんで金がいいのか
投資法を見る前に「なんで金がいいのか」を説明しておこうと思います。
それは金に「普遍的で絶対的な価値があるから」です。
金の特性は
- きらびやかで装飾品として人気
- 地球上に存在する量が限られている
- 腐食などが起こりにくく、精密機器にも必須
- 昔は金でドルなどの通貨が保証されていた
などがあげられますが
これらは全て金が昔から「絶対的な物であること」と関係しています。
「金でないとできないこと」や「金だからこそ意味があること」が金の絶対的な価値を高めているのです。
金は運用においては
- インフレに強い
- 有事の金
という二つの側面を持ちます。
インフレに強い
インフレは簡単にいうと「物の価値が高くなって、貨幣の価値が実質的に下がること」です。
基本的には世界経済が前進すると企業が支払う給料は増え、物の価格は上がりインフレになります。
日本でも年間2%のインフレを掲げて目指していますので、気づいたら日本円の価値はどんどん下がっていくばかりです。
しかし金はインフレに合わせて価格が上昇します。
金として保有しておくことで資産の価値が減ることを防げるわけです。
インフレに関しては
の「貯金のデメリット」で詳しく書いていますので参考にしてください。
有事の金
有事とは「大変なことが起こったとき」のことです。
つまりはリーマンショックやコロナショックのような世界的な大事件が起こったときです。
このようなときでも売られにくく、その後買い戻されやすいため
「有事の金」といいます。
世界的な大事件が起こった時は株式や投資信託など金融商品はことごとく売られる傾向にあります。いったん全て現金化して資産を守ろうという心理が働くからです。
その後、買われる物の筆頭が「金」です。
金には絶対的価値があるため、売られにくく買い戻されやすいのです。
ゴールド投資法3選
では実際に「金」の投資方法を3つ紹介します。
1現物保有
2ETF
3積み立て
一つずつ説明します。
現物保有
これはそのままの意味で、
「金」を手元に置くというものです。
投資なの??と思われるかもしれませんが
しっかりと投資になりますし、一番のおすすめでもあります。
例えば「金のネックレスなどのアクセサリー」
これは身につけることで自己投資にもなりますし、将来いらなくなったときも値段がつきやすいです。
他でいうと「金の延べ棒」
保管方法はしっかりしなければなりませんが、家宝になること間違い無しです。
やはり金の良さというのはその輝きや質感も含めてだと思います。
インフレや有事に強いという特徴に加えて現物の良さを両取りできる
「現物保有」はおすすめできる投資方法だといえます。
ETF
ここからは実際に持つのではなく「金融商品」としての「金」の投資方法です。
まずETFって何?ってところからですよね。
簡単に言うと「株のように取引できる商品」です。
「金」は会社ではないので株式では無いんですが、
株式と同じように証券会社で取引できます。
ETFというものは実際の金の価格に即して動きますので
「金を株式のように所有できる」というのが利点です。
よく投資信託と比べられることが多いのですが、証券会社の社員からするとETFの方が手数料が安くおすすめできます。
詳しくは日本証券業協会のHPhttps://www.jsda.or.jp/jikan/qa/068.html
を参考にしてください。
ではどうやって買うのか?
「証券会社で株式のように注文する」だけです。
既に証券口座を持っている方は
例えば1328や1540と検索いただくとそれが「金のETF」です。
まだ証券口座を持っていない方は以下の記事を参考に証券会社を決めるところから始めてみてください。
現物はちょっと、、という方にETFはおすすめです。
積み立て
最後に「積み立て」という投資法を紹介します。
これは今はやりの「時間分散」というスキルを使った投資方法です。
毎月少しずつ「同じ金額」で買うことによって、
高いときは少量、安いときは大量の金を買うことができる「ドルコスト平均法」という手法を用いるので
損をする可能性がかなり低くなる投資方法です。
※詳しくはこちらの記事で→今年始めるべき!!NISAの活用法<お金のかしこい増やし方>
これも基本的に2のETFと同様に「証券会社」でできます。
積立の設定を頼んでしてもらってもいいですし、
「毎月同じ金額を買う」ということを自分で実行すれば、それだけで積み立て投資と呼べます。
余談ですが、
実は積み立てする会社によっては一定額貯まったら「現物の金」として引き出せるところもあります。
しかし、積み立ての効果を最大限活かすには途中で引き出さない方がいいので今回は紹介しません。
まとめ
今回は「金」に関しての記事を読んでいただきました。
- 投資何かしたいけど何をしたらいいかわからない方
- 株はやっているがもう少し分散させたい方
- 金に前から興味あった方
を筆頭に
絶対的な価値がある金の投資を始めてみてはどうですか?
また他にも「お金の増やし方」に関する記事を書いてますのでぜひ覗いてみてください。
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