2018年のpaypayの登場を皮切りに急によく聞くようになった
「キャッシュレス決済」
もともとクレジットカードはありましたが、
このタイミングで急激に広まったという印象があります。
そんなキャッシュレス決済は、
電子マネー・クレジットカード・デビットカード・スマホ決済などなど。
種類多すぎるな。。
というイメージがありますが、
ちゃんと分類するとたった6種類です。
それは「決済手段」と「支払うタイミング」で分類できて、
①決済手段 カード/スマホ:2種類
②お金を支払うタイミング 先払い/即時払い/後払い:3種類
これらを組み合わせた6種類になります。
これらはどれが優れているという話では無く、
どれが自分に合っているかという考え方が大事です。
自分に合うものを見つけることで、
便利なだけでなくしっかり節約にもなります!
ではキャッシュレス決済の種類と選び方を具体的に見ていきましょう。
キャッシュレス決済の種類
冒頭でも書きましたが、
多すぎると感じるキャッシュレス決済を分類するには
「決済手段」と「お金を支払うタイミング」の2つが大事になります。
①決済手段 カード/スマホ
決済の手段は現状カードorスマホの2種類です。
②お金を支払うタイミング 先払い/即時払い/後払い
お金を支払うタイミングは
- 先払い:前もってチャージするなどしてお金を払っている状態
- 即時払い:その場で銀行口座から引き落とされる
- 後払い:お金がない状態でも支払うことができ、後日請求される
の3種類があります。
これらを組み合わせた6種類(2×3)に分類して、
頭を整理して考えていきましょう。
キャッシュレス決済6種類
具体的に6種類どんなものかを挙げると、
1.カード×先払い⇒電子マネー
2.カード×即時払い⇒デビットカード
3.カード×後払い⇒クレジットカード
4.スマホ×先払い⇒QR決済・モバイル電子マネー・ウォレット等
5.スマホ×即時払い⇒QR決済(銀行口座と連携)
6.スマホ×後払い⇒QR決済(クレジットカードと連携)等
という風に分かれます。
この中から、
自分に一番向いているキャッシュレス決済が何かを見つけることが本日のゴールです。
キャッシュレス決済6種類それぞれのメリット/デメリット
では6種類の中から自分に合うキャッシュレス決済を見つけるために
決済手段と支払うタイミングに分けて、
それぞれのメリット/デメリットを考えます。
決済手段
①カード
メリット
- メジャーな決済手段であり、使えるお店も多い
- プラチナやブラックなど持っているだけで自慢できるカードもある
- 買った商品が壊れていたときや飛行機に乗った時等に保証が手厚い
デメリット
- カードなのでなくす可能性がある
- 財布から取り出す時間や差し込む時間でスマホに比べると決済が遅い
②スマホ
メリット
- 手軽さが最大のメリット。スマホさえあれば財布が不要
- アプリでお会計の明細などの確認が容易
デメリット
- 充電が切れると使えなくなってしまう(待機電力でできる場合も)
- 加盟店がカードに比べるとまだ少なく、店舗によっては使えない場合がある
- そもそもスマホをまだ使っていない方は利用できない
支払うタイミング
先払い
メリット
- お金の管理がしやすいので、使いすぎを防ぐことができる
デメリット
- 毎回チャージするのが面倒
- 残高がない場合使えない
油断するとお金を使いすぎてしまう方
チャージの時点でしっかりお金を管理したい方
にオススメです。
即時払い
メリット・デメリットの両方で先払いと後払いの間をとったような性質をしています。
チャージは面倒なのでしたくないが、
使えるお金は口座にある分で限定したいという方にはぴったりです。
後払い
メリット
- 今お金が無くても使用することができる
- 貰えるポイントが相対的に多い
デメリット
- 使いすぎる恐れあり
- 分割払いやリボ払いを使うと損をする
自分でお金の管理がしっかりできる方
ポイントがたくさんほしい方
が向いています。
6種類のうちどれが自分に向いているか?
メリット・デメリットを踏まえ
「決済手段」から1つ、「支払うタイミング」から1つ
それぞれ選び組み合わせることで、
自分に合ったキャッシュレス決済が決定します。
例えば私の場合は、
①でスマホ、②で先払いなのでスマホ決済にチャージして使っています。
キャッシュレス決済で「ポイント還元率」は大事じゃないの?
ここまで読んでいただいて、
ポイント還元率は?一番大事なんじゃないの?
と思った方もいると思います。
もちろん大事です。
しかし、最優先事項ではないです。
キャッシュレス決済を選ぶ際の順序としては
決済手段や支払いのタイミングで
「自分に向いているキャッシュレス決済」を6種から絞り、
その中でポイント還元率やサービスが一番良い会社を選ぶのがいいのです。
理由は2つあります。
- ポイントはあくまでもおまけ
- ポイント還元率は変わる場合がある
ポイントはあくまでもおまけ
まず前提として一番大切な当たり前の考え方が
無駄なお金を使わない>>>ポイントをつけるです。
ポイントがつく=お金を使っている
ということになりますので、
いくらポイントがついても無駄なお金を使っていては意味が無いです。
ポイント還元率は変わる場合がある
またポイント還元率は変わることがよくあります。
去年の例では、
D払いにおいて、1~2%ついていたのが0.5%になってしまいました。
実際には抽選等でポイントがもらえるサービスが始まったのですが、
確実にポイントがもらえる状況では無くなりました。
このようにポイント還元率のみで選ぶと変わった時に困ります。
以上の理由から、
まずは自分に最適なキャッシュレス決済を決めてから
ポイント還元率などを追求した方がいいのです。
まとめ
今回はキャッシュレス決済について、
6種に分類してどのキャッシュレス決済が向いているのかを考えていただきました。
キャッシュレス決済の種類多すぎるなと思っていた方も、
これでしっかり頭の整理ができたと思います。
しっかり自分に合うキャッシュレス決済を選んでくださいね!
そもそも節約は何からしたら良いのかという方はこちら
⇒元証券マンFPが教える「お金の節約」の正しいやり方
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