【投資の格言】元証券マンの選ぶ「役に立つ」名言5選

【投資の格言】元証券マンの選ぶ名言5選 投資手法・制度

卵は一つのかごに盛るな

という投資の格言があります。

一つのかごに卵を全て入れると、
落としたときに全部割れてダメになってしまうことから

いろんなかごに入れよう=分散投資しよう
という意味の格言です。

このように先人達が残した格言には
現在でも参考になるような「名言」があります!

数ある格言の中で、
元証券マンの私が役に立つと思った名言を5つ紹介します。

参考:日本証券業協会HP

投資の格言 役に立つ名言5選

投資の格言

もうはまだなり まだはもうなり

上手くいかないときは逆のことをやってみる

自分がまだ買うのが早いと思っていると相場が上がっていき、
買うタイミングを失ってしまう。

逆にまだ上がるだろうと思っていると相場が下がってしまい、
売るタイミングを失ってしまう。

投資は割とこういうことが起こりやすく、
実際に経験がある人もいらっしゃると思います。

そんな時はいつもと行動を変えて、

  • 買うのが早いかなと思っても買ってみる
  • 上がるだろうと思っても程々で売ってみる

こういう風に変えてみましょうという格言です。

遠くの物は避けよ

あまり知らない銘柄にわざわざ手を出さない

株は2024年11月現在約4000銘柄あります。

その中からわざわざあまり知らない会社を選ぶ必要はありません。

仕事で関係のある先や、日常生活で愛用している商品を作っている会社、
そういった株式を選んだ方が間違いは少ないという格言です。

実際なじみのある会社の方が、

  • ニュースに気づきやすい
  • 業界の状況がつかみやすい
  • 優待がある場合は無駄にならない

こういった理由で良い場合が多いです。

知らない会社を見つける楽しさはありますが、
慣れるまでは知っている会社を選んだ方が無難です。

見切り千両

ダメなときは塩漬けになる前にすぐ売る

これは日本証券業協会の例がわかりやすいので引用します。

買った株が値下がりしたときの投資家心理は、言葉では言い表わせないほどつらい。
居ても立ってもいられないジリジリした気持ちに襲われ、迷い始める。
そこで、どうするか。
多くの人は、自分の下した判断に未練を残し、株価が戻ることを期待してそのまま持ち続けるものだ。しかし、株価はなお下がり続ける一方で、ついにはとんでもない安値で投げざるを得ない羽目に陥る。「少しくらいの損なら、さっさと売っておくのだった」と後悔することになる

この通りで、損切りはなかなか難しいですよね。

例えば、
決算や金融政策を予想して株を買ったとき
その予想が真逆で株が下がってしまった場合が当てはまります。

長期投資前提ならば関係ないですが、
短期で利益を狙った場合は早めの見切りが肝心です。

備えあれば迷いなし

投資はお金も知識も備えてやりましょう

投資はなんとなくでやってもなかなか上手くいかないです。

  • お金
  • 知識

それぞれを備えた状態でやりましょうという格言です。

実際、お金があまりない状態で投資をしていると、
常に損をできないと切羽詰まってしまうので上手くいきません。

知識については言うまでもありませんが、
もちろんあればあるほど良いです。

このブログはその知識を増やす一助となるためにありますので、
他の記事も読んでいただければ幸いです。

二度に買うべし 二度に売るべし

何度かに分けて投資をしよう

これは「時間分散・資金分散」についての格言です。

分散投資の中でも「商品」の分散は有名ですが、
時間・資金を分散させて複数回の売買を行うと上手くいくことがあります。

ある銘柄を買いたくなったら、
まず買うつもりの半分や3分の1だけ買ってみる。

思ったように相場が上がらなければ待つか損切りすればいいし、
本格的に上がりそうであれば残りも投資する。

売る場合も同様に「分散」させることが大事です

まとめ

まとめ

投資の格言を5つ紹介しました。

投資が行き詰まった時や上手くいかない時は、
先人の残した格言を参考にするのもいいですね。


他にも記事を書いているので参考にしてください。

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