始めるべき!!NISAの活用法!

収入増

NISAという言葉はここ数年で急に聞くようになった言葉だと思います。

でも「非課税」とか「積立」など、聞いたことがあってもピンとこないため結局始めることができていない人が多いのではないでしょうか?

そんな方のためにこの記事では

  • NISAをわかりやすく。
  • 今年(2023年)が始めるチャンス!!
  • NISAはどうやって始めたらいいの?

という流れに沿ってお伝えしたいと思います。

この記事を読めば、

「NISA」について理解し、「お金を増やす」ための武器を一つ手に入れることができます。

何らかの商品を勧める記事ではありませんので気楽に読んでいただければと思います。

NISAをわかりやすく

まずは「NISA」って何?から説明します。

簡単に言うと

株などが儲かったときに自分の取り分が増える制度

???

自分のお金だから全部自分のものでしょ?

と思われるかもしれませんが実はそうではありません。

株などの投資した物が儲かったときその約5分の1(20%)を税金として国にとられてしまいます。消費税の2倍ものお金を国に納めなければなりません。

例えば20万円儲かったとしてもそのうち約4万円を国にとられてしまうので手元には16万円しか残らないのです。

その税金を0円にしてくれる制度が「NISA」です。16万円しか残らないはずがまるまる20万円入ってくるので4万円取り分が増えるのです。

ただしいくらでも税金がただというわけではなくて、以下のように2つの制度に分かれて金額の上限が決まっています。

NISA

  • 年間120万円まで。
  • 投資して5年間はずっと非課税。
  • 今後株か投資信託の売買を始めたい人の最初の一歩としておすすめ。

積立NISA

  • 年間40万円まで。
  • 基本的には月3万3千円ずつ投資。(40万円を12ヶ月で均等に買うため)
  • 投資して20年間はずっと非課税。
  • 貯金以外に少しずつお金を増やしたい人におすすめ。

それぞれの詳しい説明は金融庁や証券会社のHPに乗っていますので割愛します。NISAとは? : 金融庁 (fsa.go.jp)

この2つのうちおすすめは「積立NISA」です。

この記事を読んでくださっている方は、「NISAって何?」と気になる段階、つまり投資に関してはほとんど知らない方だと思いますので、お金が増える確率が高い「積立NISA」をおすすめします。

ではなぜ「積立NISA」はお金が増える可能性が高いのか。

理由は下に挙げるようにいくつかあります。

  • 手数料が低いから。
  • 税金がかからないから。
  • ドルコスト平均法
  • 国が推進しているから
  • 長期投資だから

などなど。

この中で1つだけ異質なものがあったと思います。

ドルコスト平均法

これこそが「積立NISA」がお金を増やす可能性が高くなっている一番大きな理由です。

では「ドルコスト平均法」とは何なのか

簡単に言うと「1ヶ月間隔である物を同じ金額買っていきましょう」ということです。

よくわからないと思いますのでわかりやすい例を1つ

ダイエットしようと思っているAくんが飲んだら痩せるサプリという物を見つけたのでこれから習慣的に飲むと決意したとします。

このときAくんは「毎日3個」とか「毎週10個」とか個数で飲む量を決めるはずです。

何個と数えられる物は基本的に個数で数えられるものです。

それを「毎日100円分」と決めて飲むのがドルコスト平均法です。

生活していたら通常使わない方法なので新鮮な方も多いのではないでしょうか。

株などの金融商品も1株(1口)○○円で売られているので普通は何株買うという風に個数で数えて買うのが普通です。

ただこれだと安い時期は安く買えてお得ですが、高い時期だと高く買ってしまうことになるので損をします。

これを解消したのが決まった金額で買っていく「ドルコスト平均法」です。

値段が高いときは数を少なく、値段が安いときはたくさん買うことになるのでいつでもいい感じに買えます。

実際のドルコスト平均法の効果は??

言葉で説明しても伝わりにくいと思うので

ある商品を個数で買った場合(通常)と金額で買った場合(ドルコスト平均法)の比較を下に3パターン載せます。

通常は毎月100個ずつ買う、ドルコスト平均法では1万円ずつ買うこととします。

1月から4月までの4ヶ月間でどちらが1個あたり安く買えるでしょうか?

パターン①は順調にある商品が値上がりしていった場合

(通常)

払ったお金:100×100+200×100+250×100+400×100=95000円

買った個数:400個

1個あたりに払ったお金:95000÷400=237.5円

(ドルコスト平均法)

払ったお金:40000円

買った個数:10000÷100+10000÷200+10000÷250+10000÷400=215個

1個あたりに払ったお金:40000÷215≒186円

ドルコスト平均法の方がお得

パターン②はある商品が値上がりしたり値下がりしたりして元に戻った場合

(通常)

払ったお金:100×100+50×100+200×100+100×100=45000円

買った個数:400個

1個あたりに払ったお金:45000÷400=112.5円

(ドルコスト平均法)

払ったお金:40000円

買った個数:10000÷100+10000÷50+10000÷200+10000÷100=450個

1個あたりに払ったお金:40000÷450≒88.9円

ドルコスト平均法の方がお得

パターン③はある商品が値下がりして元には戻らなかった場合

(通常)

払ったお金:400×100+100×100+100×100+200×100=80000円

買った個数:400個

1個あたりに払ったお金:80000÷400=200円

(ドルコスト平均法)

払ったお金:40000円

買った個数:10000÷400+10000÷100+10000÷100+10000÷200=275個

1個あたりに払ったお金:40000÷275≒155.5円

ドルコスト平均法の方がお得。

このようにほとんどの場合で同じ金額ずつ買っていく方がお得なのです。

積立NISAでは「月33000円ずつ」と決めて投資していくことが大きな効力を発揮します。

国の推進する制度の下で強力な戦略を使って長期投資を行うことで、お金が増える可能性を極力高めたのが「積立NISA」なのです。

今年(2023年)が始めるチャンス!!

なぜかというと、2024年からNISAが新しく生まれ変わるということです。

制度に関しては細かくは説明しませんが、NISAと積立NISAがそれぞれ強化されどちらも使えるようになるイメージです。

せっかく今のNISA覚えたのに意味なかった、、と思われるかもしれませんがそんなことはありません。

制度自体は変わらないので先ほどの説明を理解していると有利です。

さらには、2023年に始めた今の積立NISAは別枠で運用することができます。

つまりは今年始めた分は丸々非課税枠が得ということです。

いままで迷われていた方はこの機会に始めることを強くおすすめします。

NISAはどうやって始めたらいいの?

最後に、NISAをどうやって始めたらいいのかをご説明します。

「証券会社」でNISA口座を開くことで使用できるようになります。

ではどこがいいのか?

結論としては

相談して決めていきたいという方は野村證券や大和証券などの大手対面証券会社

自分で調べながら決めていきたいという方はSBI証券や楽天証券などのネット証券

でいいと思います。

本当に証券が初でとりあえずNISAだけしたいという方は

最初は大手の証券会社で相談しながら始めて、慣れてきたらネット証券でやるというのもいいかもしれません。

以上がNISAについてです。

皆さんが「お金を増やす」手助けに少しでもなれば幸いです。

他にも以下のような「お金を増やすこと」に関する記事をあげているので見てみてください。

債券って何?<貯金のニュースタンダード>

貯金だけで大丈夫?<お金の不安をなくす方法>

コメント

  1. […] 積立NISAに関してはこちらの記事でまとめてますので興味ある方は参考にしてください。今年始めるべき!!NISAの活用法<お金のかしこい増やし方> […]

  2. […] 参考:今年始めるべき!!NISAの活用法<お金のかしこい増やし方> […]

  3. […] 今年始めるべき!!NISAの活用法<お金のかしこい増やし方> […]

  4. […] ○今年始めるべき!!NISAの活用法<お金のかしこい増やし方> […]

  5. […] ※詳しくはこちらの記事で→今年始めるべき!!NISAの活用法<お金のかしこい増やし方> […]

  6. […] 詳しく知りたい方はこちら→今年始めるべき!!NISAの活用法!お金のかしこい増やし方 […]

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