「なんで課金してしまったんだろう?」
こう思って反省しても、なかなかやめられないのが課金というものです。
やめたいと思っているのに気づいたらいつの間にかまた課金してしまう。そして課金をやめようと思っていた気持ちもどっかへいってしまう。
そして次の月のカードの請求額を見てまた反省する。その繰り返し、、、
課金はスマホ社会では切っても切れないものだと思います。
では課金は絶対辞めた方がいいのか??
私はそうは思いません。
課金自体はむしろ経済を回すという意味で大事なことだと思います。
例えばコンビニで立ち読みをする方は集客をするためには必要ですが、実際に物を買う方がいないとコンビニは潰れてしまいます。
それと同様に無課金のユーザーだけではアプリは成り立ちません。
ではどうするのが一番いいのか?
結論は「うまく付き合うこと」です。
課金をすることは悪いことではありませんが、不要な課金や課金のやり過ぎを減らすことでご自身の資産を増やすことにつながります。
この記事では課金とうまく付き合うために課金の原因を分析して考えていきます。
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課金とうまく付き合えている状態とは何か?
これは「月に自分が決めた課金額を守れているか」で判断しましょう。
課金できる金額は収入などによって変わりますので
0円なら0円、5万円なら5万円と月額を自分で決めてその額を守りましょう。
自分で決めたその額を守れているのであれば、課金とうまく付き合えている状態だと思います。
ただ、守れる方は少ないのではないかと思います。
後ほどまた説明いたしますが、課金には強い中毒性があるので気づいたら金額が膨れ上がってしまうという方が多いと思います。
そんな方も大丈夫です。
課金してしまう原因をしっかり知ることで自分の許容できる金額まで下げていきましょう。
課金の原因と対策
課金の原因は大きく3つに分けられます。
〇ネット上のサービスであること(課金のしやすさ)
○ユーザーの心理状態
○アプリの制作者の努力
それぞれに対して対策を考えてみます。
ネット上のサービスであること
言い直すと、「課金は簡単にできる」
これは大前提であり大きな理由の一つになります。
ネットショッピングと同じように、クレジットカードなどを登録することで実際にお金をその場で使わずにサービスを受けられる(ガチャを回せる)というシステムになっており、そのシステム自体が課金を加速させています。
これが毎回振り込みや現金を払って行うのであれば課金はそこまではやらないはずです。
つまり課金は「簡単に」できるからたくさんしてしまいます。
<対策>
1クレジットカードをスマホに登録しない
つまり、毎回コンビニに行ってアップルやグーグルのカードを買いましょう。
寝る前の突発的な課金欲はコンビニに行く面倒くささで防げますし、直接現金を払うことに対する抵抗感で相当額の課金が減らせます。
ただこの方法はアマゾンプライムなどのサブスクの登録が当たり前の現代ではややハードルが高いかもしれませんが、やる価値は充分にあります。
2アプリを消してしまう
どうしても課金をしすぎてしまうアプリは消してしまいましょう。
もちろんデータも消す方がいいです。
いままで課金してきたから嫌だと思われるかもしれませんが、これまでかかったコストを気にするあまり今後もっとお金を使ってしまうのでは元も子もないです。
ガチャの的中率やゲームの仕様で相当額課金をしないと楽しめないゲームもありますが、そのアプリのせいでご自身の決めた月の課金額を守れないのであれば、この機会に引退してはどうかと思います。
ただ消すだけではストレスになってしまうので、他のアプリを探してみるか違う趣味を始めることが大切です。
ユーザーの心理状態
これは課金をやめられない心理状態なのでいうならば「依存症」です。
ギャンブル依存と近いです。
心理学的にいうと「プロセス依存」というもので、高揚感をもたらす行為にのめり込んでしまう依存症の一つです。ギャンブル以外にも買い物やネットサーフィンなどでも同様の依存症が起きます。
ストレス社会においてお金さえ払えば思い通りになる課金は一種のオアシスとなっていることは否めないと思います。
さらに依存症を強めてしまうのがガチャの「部分強化」という特性です。
毎回ではなくたまにしか報酬を手に入れられないからこそ人ははまってしまうのです。
課金したからといってほしいものが必ず手に入る訳ではないため、次こそはとどんどん課金してしまう原因となるわけです。
<対策>
1病気だと自覚する
言葉を選ばずに伝えると、自分の決めた金額以上にどんどん課金してしまう状態は依存症という「病気」です。それを自覚して治していきましょう。
2家族や友人となるべく過ごす
一人で過ごさず他の人と暇な時間をなるべく過ごしましょう。一人で治すのはなかなか難しくても、協力してもらえば治る場合もあります。
3動画投稿する
どうしてもやめられないなら、その課金を活かしてお金を稼いでしまおうという逆転の発想です。YouTube、TikTok等今の時代投稿するツールはたくさんありますから、それでバズれば(たくさん見られれば)収益化することも無理な話ではありません。
動画までは面倒でも、X(旧ツイッター)の収益化も始まりましたので、毎日post(旧ツイート)して将来の収益化を目指すのもいいかもしれません。
折角楽しくやっているアプリがあるなら、それを副業にしてしまいましょう。
企業側の努力
最後に忘れてはいけないのは企業側の努力です。
アプリを提供している企業側はなるべくお金を使ってもらえるようにサービスの向上はもちろんSNSでの拡散などを通して幅広いユーザーに楽しんでもらおうとします。
ユーザーのお財布事情や社会の情勢などをしっかりとマーケティングし、ユーザーがお金を使いたくなるような戦略をとってきます。
<対策>
YouTubeや(旧Twitter)を見ない
企業側の努力自体は止めることができません。
なので魅力的なサービスが目に入らないようにします。
実際にYouTubeやXで調べて見てしまったことで久しぶりにアプリをしてしまったり熱が入って課金をしてしまったりするということはありますので、どうしても課金をやめたいアプリのは極力検索して見るのはやめましょう。
以上が課金の原因と対策です。実際にこれらの対策を組み合わせて実行すれば、確実に課金額を減らすことができます。
「うまく課金と付き合っていく」ことで、使えるお金を増やして人生を豊かにしていきましょう。
他にもお金の増やし方についての記事を書いていきますのでよかったら覗いて見てください。
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