新紙幣発行に関する疑問5選

お金の知識

本日7月3日は20年ぶりとなる新紙幣の発行日です。


人生でも数回しかないイベントで、

よく分からないことも多いのではないでしょうか?

A君
A君

新紙幣なんて人生で初めて経験するよ!

そこで新紙幣についての疑問をまとめてみました。

疑問1 新紙幣の顔は誰?

国立印刷局HP

新1万円札は渋沢栄一

新1万円札は渋沢栄一さんです。

この方はひとことで言うなら「近代日本経済の父」です。


日本で初めての銀行である第一国立銀行を作ったことが有名ですが、

他にも現在の東京証券取引所や数多くの企業・事業の設立に関わっており、

まさしく近代日本経済を作り上げた人です。


これまで1万円札は「諭吉」の愛称で呼ばれていましたが、

今後は「渋沢」とか「栄一」と呼ばれるようになるかもしれませんね。

新5千円札は津田梅子

新5千円札は津田梅子さんです。

日本初の女子留学生であり、女子専門教育の先駆者です。

現在の津田塾大学を創った方でもあります。

5千円札は前回の樋口一葉さんに引き続き女性です。

今後も5千円札は女性の方になりそうですね。

新千円札は北里柴三郎

新千円札は北里柴三郎さんです。

細菌学者で

破傷風の治療方法を見つけた方というのは教科書に載るほど有名です。


野口英世さんに引き続き「病気」に関する貢献をした方で、

千円札は今後も志賀潔さんなどの
日本の医療に貢献した細菌学者が選ばれるかもしれませんね。

疑問2 新紙幣はどれくらいの頻度で発行されるの?

冒頭にも言いましたが「20年に一度」です。

前回の紙幣は2004年
前々回の紙幣は1984年

にそれぞれ発行されており、

今回が2024年なので、
次回は2044年に新紙幣が発行される可能性が高いです。

疑問3 新紙幣発行後は「旧札」は使えなくなる?

旧札も使えます。

使えなくなることはまずありえません

使えなくなった事例は過去に3度だけですが、

どれも「法令に基づく特別な措置がとられた」特殊なパターンなので、

基本的には今後も無いと思って大丈夫です。


逆にそれを利用した詐欺に巻き込まれないようにしたいですね。

疑問4 新紙幣はいつ手に入るの?

新紙幣の発行は本日7月3日ですが、
ほとんどの人はすぐは手に入らないと思います。

産経新聞の記事に以下のように載っていました。


3メガバンクでは7月4日以降手に入るみたいですが、
順次」なので気長に待ちましょう。


前回新紙幣が発行されたときは

1年で全体の6割が新紙幣に置き換わったみたいです。


気づいたら旧紙幣が懐かしいというような状況になってるはずです。

疑問5 なんで新紙幣を発行する必要があるの?

最後に新紙幣を発行する意味を考えます。

これは「偽札防止」のためと明言されています。


紙幣は偽造されにくい加工をされていますが、

年々偽造の技術も上がっていきます。


そこで新しい偽造防止技術を加えてデザインも一新しているとのことです。


またこれは私の想像なのですが、

タンス預金等の隠れた資産の防止

もあると思います。


税金を逃れるためにお金を持っていないふりをするというのは昔から絶えません。

定期的に新札にすることで隠しているお金をあぶり出せます。


実際、

新札が発行されるたびに旧札が下水処理場やゴミ箱で見つかるらしいです。

まとめ

今回は新紙幣についてまとめてみました。


私自身も2度目の経験でとても楽しみなイベントです。


1000円札だけは手に入れたので、
なんとか他の新紙幣も手に入れたいと思います!



他にも資産運用や節約に関する記事を書いてますので、
よかったら読んでみてください。

証券会社はどこがおすすめ?対面証券VSネット証券5本勝負

「iDeCo」でオススメの銘柄6選


皆さんの資産形成が上手くいきますように。


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