1等前後賞込で10億円!!
誰しも1度は年末ジャンボに夢を託して買うものです。
ただ実際に当たっている人は見かけることがほとんどないですよね。
本当に高額当選している人いるの?
と思う方も多いと思います。
そこで今回は、
宝くじの高額当選の確率が実際どうなっているのか?
を解説します。
11/20~12/21で発売されている年末ジャンボの確率
も計算しているのでぜひ読んでください。
今回は宝くじの中でも代表的な
「ジャンボ」「ロト」「スクラッチ」について検証します。
高額当選の感覚は人によって違うと思うので、
今回は 「1億円以上」「100万円以上」「1万円以上」の3通りで計算します。
用いるデータ等は「宝くじ公式HP」のものです。
1.宝くじの高額当選の確率は?
今回扱う「ジャンボ」「ロト」「スクラッチ」は、
それぞれ以下のような宝くじです。
〇ジャンボ
手元にある宝くじの組と番号が、発表される番号とどの程度一致するかという宝くじ
〇ロト
数字をいくつか自分で選び、それが発表される数字と何個一致するかという宝くじ
〇スクラッチ
コインで削ってその場で楽しめるタイプの宝くじ
それぞれの宝くじの高額当選の確率を計算していきたいと思います。
1.1.ジャンボ
ジャンボは全部で5種類あり、
名前の変更はありますが、同時期に同じ商品が発売されます。
- 2月頃:バレンタインジャンボ(元グリーンや協賛ジャンボ)
- 4月頃:ドリームジャンボ
- 7月頃:サマージャンボ
- 10月頃:ハロウィンジャンボ(元オータムジャンボ)
- 11月頃:年末ジャンボ
それぞれの商品は当選金額に特徴があります。
- バレンタイン⇒1等前後賞で3億円
- ドリーム・ハロウィン⇒1等前後賞で5億円
- サマー⇒1等前後賞で7億円
- 年末⇒1等前後賞で10億円
下の方に行くほど当選金額が上昇します。
夏と年末が特に当選金額が大きいですね!
今回は確率計算の参考として、
- 2024年9/17から発売された「ハロウィンジャンボ」
- 2024年11/20~12/21で発売されている「年末ジャンボ」
を例とします。
1.1.1.ハロウィンジャンボ
- 全部で1億2,000万枚
- 1等(3億円):12本
- 1等前後賞(1億円):24本
- 2等(1,000万円):120本
- 3等(100万円):2,400本
- 1等組違い賞(10万円):1,188本
- 4等(1万円):12,000本
それぞれの確率は
- 1億円以上:36÷1億2000万
=0.00003%
=約3,333,333分の1
- 100万円以上:2556÷1億2000万
=0.00213%
=約47,000分の1
- 1万円以上:15744÷1億2000万
=0.01312%
=約7,600分の1
確率ってなんとなく想像しにくいです。
という方のために参考の確率を載せておきます。
- おみくじで大凶を引く:0.013%=約7,690分の1
- ホールインワン:0.0023%=約43,500分の1
- 雷に打たれる確率:0.00001%=100万分の1
ハロウィンジャンボの例と比べると、
- 1万円当たる確率がおみくじで大凶が当たる確率とほぼ同じ
- 100万円以上当たる確率がホールインワンとほぼ同じ
- 1億円以上当たる確率は雷に当たる確率よりは3倍
私は思ったよりは当たりそうだと感じます。
1.1.2.年末ジャンボ
- 全部で4億6,000万枚
- 1等(7億円):23本
- 1等前後賞(1.5億円):46本
- 2等(1,000万円):184本
- 3等(100万円):9,200本
- 1等組違い賞(10万円):4,577本
- 4等(5万円):46,000本
- 5等(1万円):460,000本
それぞれの確率は
- 1億円以上:69÷4億6000万
=0.000015%
=約6,666,666分の1
- 100万円以上:9453÷4億6000万
=0.002055%
=約48,700分の1
- 1万円以上:520030÷4億6000万
=0.11305%
=約885分の1
ハロウィンジャンボと比べて、
- 1億円以上の確率は半分(当選金額は倍近く)
- 100万円以上の確率は同程度
- 1万円以上の確率は跳ね上がっている
という結果になりました。
年末ジャンボは一番有名ですし、
力を入れてそうな印象です。
1.2.ロト
「ロト」は例としてロト6で検証します。
ロト6は「1から43」の43個の数字から数字を6個選ぶというものです。
- 数字を選ぶ全てのパターンは6,096,454通り
- 1等(2億円):全て一致で1通り
- 2等(約1,000万円):5個一致+もう1つがボーナス数字に一致で6通り
- 3等(30万円):5個一致で216通り
それぞれの確率は
- 1億円以上:1÷6096454
=0.00003%
=6,096,454分の1
- 100万円以上:7÷6096454
=0.00011482%
=約870,000分の1
- 1万円以上:223÷6096454
=0.003657864%
=約27,000分の1
ロトは自分で数字を選べる分、
当選金額にばらつきがあり、確率も控えめでした。
1.3.スクラッチ
スクラッチは近年はワンピーススクラッチが主流になっています。
今回はその中でも、
2024年10/9~11/5で発売されていた「孔雀ラッキーターゲット」を例とします。
- 全部で900万枚(5等90万本から推察)
- 1等(500万円):9本
- 2等(5万円):1,080本
- 3等(1万円):45,000本
スクラッチには1億円以上はないので、
100万円以上と1万円以上の確率は、
- 100万円以上:9÷900万
=0.0001%
=1,000,000分の1
- 1万円以上:9÷900万
=0.5121%
=200分の1
1万円以上の確率の高さは
私もびっくりしました。
2.確率上当たりやすい宝くじの種類はどれ?
2.1.「1億円」以上
- ジャンボ(ハロウィン):約3,333,333分の1
- ジャンボ(年末):約6,666,666分の1
- ロト6:6,096,454分の1
確率だけで見ると、
ハロウィンジャンボが一番高い結果となりました。
年末ジャンボとロト6はあまり変わらない確率ですが、
期待値で見ると年末ジャンボの方が高いです。
他のジャンボも確率はハロウィンと年末の間くらいに収まるので
これらの結果を踏まえると、
1億円以上を狙う場合は「ジャンボ」
2.2.「100万円」以上
- ジャンボ(ハロウィン):約47,000分の1
- ジャンボ(年末):約48,700分の1
- ロト6:約870,000分の1
- ワンピーススクラッチ:1,000,000分の1
これはかなり差が開きました。
ロトに100万円という当選金額がないことや、
スクラッチでの100万円以上は1等になってしまうことから、
100万円以上を狙う場合は「ジャンボ」
2.3.「1万円」以上
- ジャンボ:約7,600分の1
- ジャンボ(年末):約885分の1
- ロト6:約27,000分の1
- ワンピーススクラッチ:約200分の1
1万円以上を狙う場合は「スクラッチ」
2.4.結論
- 1億円以上を狙うなら「ジャンボ」
- 100万円以上を狙うなら「ジャンボ」
- 1万円以上を狙うなら「スクラッチ」
という結果になりました。
より高額当選を目指すならジャンボ
少しでも高額当選を目指すならスクラッチ
がオススメです。
ロトはいいところないんでしょうか。。
ロトは自分で選ぶのが楽しいですが、
当選確率という意味ではなかなか渋い結果でした。
今回紹介しませんでしたが、
1000万以上で計算してもジャンボに負けます。
しかし、
キャリーオーバーという当選者が出なければ繰越される制度があります。
この制度で最高1等18億円まで跳ね上がったことがあります。
確率ではなくて、
ロマンを追い求めたいという方にはオススメです。
3.まとめ
今回は宝くじの高額当選の確率を比べました。
言うまでも無いと思いますが、
宝くじは資産形成やお金を増やす手段には向いていません。
しかし、
宝くじにはいいところがいくつかあります。
〇ロマンがある
⇒確率は低いが、当たったときは普通じゃ手に入らないような金額が手に入る。
〇宝くじの利益の大部分が公益事業や社会貢献に使われている
⇒気づかぬうちに社会貢献をすることができる。
宝くじの期待値の低さや良い点を理解した上で、
楽しみや趣味として買うのをオススメします!
最近では代わりにジャンボ宝くじを買いに行ってくれる
代行サービスも流行っているみたいです(PR)。
これなら忙しくて買いに行けないという方でも買えますね。
他にも記事を書いているので、時間があればぜひ読んでくださいね。
コメント
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